平素よりツールド熊野の開催につきまして、多大なるご理解・ご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
ツールド熊野実行委員会は、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、WHO(世界保健機関)や日本政府をはじめとする関係機関の対応や他の国際的なスポーツイベント等の動向を注視し、大会の開催可否について検討を重ねてまいりました。
そんな中、4月2日付でUCI(国際自転車競技連合)より「新型コロナウイルスの影響により6月1日までに開催予定のUCI公認レースは、関係者の安全確保のために中止とする」との決定がなされました。
また、3月21日から欧州各国を含む計38カ国からの入国制限が開始され、日本人を含めた対象地域からの到着者すべてに2週間の待機が義務付けられました。
感染拡大防止策として無観客レース、レースの延期、またこの地域への経済効果も考え大会開催に向けて検討いたしましたが、出場選手、観戦者、関係者の皆さまの健康と安全を最優先に考慮した結果、4月2日に2020年第22回ツールド熊野の開催中止を正式決定いたしました。
2020年大会は残念ながら開催中止となりますが、2021年に向け、これまで以上に皆さまに楽しんでいただける大会を開催するべく尽力してまいりますので今後とも引き続きツールド熊野を何卒よろしくお願いいたします。
2020年4月3日
NPO法人 SPORTS PRODUCE 熊野
理事長 角口賀敏